夢日記2020/06/30

何か文章を読んでいる。タイプされた英文で、媒体が紙かパソコン画面かは分からない。英単語がつらつらと視界を流れていく。それだけで、夢について書かれていると分かった。夢の根源についての文章だった。夢はnothingfulなものだと語る一文があった。nothingfulという見慣れない単語に首をかしげて、何度か読み直した。
その一文を最後に文章は視界から消え、私は夢の根源を探しにアマゾンの美しい星空を眺めていた。それがだんだん朝日になった。

これは目覚めてから考えたことだが、nothingfulという形容詞は、おそらく果てしない無のことを指している。夢は果てしない無から生まれるのだ。無は夜から生まれるのか、意識の隙間に開いた落とし穴から湧き出るのか、それは分からない。